縁センターとは 会員募集中 事業計画 滋賀の縁認証事業 淡海子ども食堂 モデル事業

縁センターとは

滋賀の縁(えにし)創造実践センター 設立趣意書

1.設立趣意

今、滋賀の福祉にかかわる私たちには、糸賀一雄らが福祉や社会の未来のためにつないでくれた“バトン”があります。

バトンにつめられた思想と実践と希望。私たちは、民間福祉の実践者として、

「自覚者が責任者」との思いをあらためて共有・共感しました。

私たちの問題意識は、2025年問題といわれる少子高齢化への不安とともに、

重なり合う生活課題を抱えながら支援につながらない人々、

制度の狭間にあるため支援が得られない人々等、社会的孤立や生活困窮の問題が広がっていることです。

私たちは、この問題を見過さず、滋賀に暮らす一人ひとり、だれもが、「おめでとう」と誕生を祝福され、

「ありがとう」と看取られるまで、ふだんのくらしのしあわせ(ふくし)がもてる社会を創りたいと考えます。

このため、民間福祉関係者が枠を超えてつながり、地域住民とともに社会とつながっていない人々の縁を紡ぎなおし、

生き生きと地域のなかで暮らせるよう支援するしくみと実践を県下にくまなくつくっていくための推進母体として、

「滋賀の縁創造実践センター」を設立します。

このセンターの取り組みは、いわば福祉の新しい手法へのチャレンジであるとともに、

滋賀の新しい福祉文化を創り、発信していくものであります。多くの方々のご賛同、ご参画をお願い申しあげます。

2.センターがめざすもの

(1)トータルサポートの福祉システム化

(2)制度の充実と制度外サービスへの取り組み

(3)縁えにし・支えあいの県民運動

 

3.活動内容

 

本センターは、上記の設立趣意を踏まえ、次の活動を行います。

(1)制度で対応ができないニーズに対する支援の開発と実践

(2)県内各地で相談・生活支援に取り組む支援者の支援

(3)県内各地域におけるトータルサポートのための協働のしくみづくり・トータルサポートの好事例の普遍化

 

制度のはざまの困りごと、気づいた者が実践しよう

「滋賀は人のまなざし、人の心が温かい。
滋賀で暮らしてよかった。」とだれもが思える地域にしたい。


深刻な生活課題を抱えながら制度の対象にならず困っている人、
社会から孤立し支援につながらない人。
いくつもの困難を同時に抱える家族。

表立っては見えにくいかもしれませんが、
今日の社会の現状です。

このような問題に対し、
「気づいたものが実践しよう。福祉関係者が分野関係なく協力しあい、
解決のために取り組もう」という志を持った団体や個人が
「滋賀の縁創造実践センター」を立ち上げました。


支援者がつながり、困難を抱えている人と支援者がつながり、
会員の浄財と人材で制度の枠にとらわれない福祉の実践を一歩ずつ積み重ね、
人を本当に大事にする滋賀の福祉文化を皆さんとともに創りたいと願います。

平成26年9月に正式発足したこの取り組みは、少しずつ確実にその思いとつながりの輪を広げています

ひとりの問題みんなの問題として考えられる地域は心強い
ひとりを大事にする地域は、私も大事にされる地域

制度のあるなしにとらわれずに目の前の人のために支援のかたちをつくり、

実践してきた人々、実践している人々

福祉は命を守る大事なものであり、日々の暮らしとともにある身近なものです。

福祉は誰かがつくってくれるものではなく、


私たちが大事だと思うことをまわりの人たちと話し合い、
協力してつくっていくものです。
あたたかかいつながりこそ私たちの力です。

滋賀の縁創造実践センターがめざすもの

民間福祉関係者が分野や立場を超えてつながり、
福祉制度のはざまで支援が届きにくい人々の声を聴き、地域の方々とともに、
社会とつながっていない人々の縁を紡ぎなおし、誰もが自分らしくいきいきと地域で暮らすことを
支えるしくみと実践を県下にくまなくつくっていきます。
高齢者、子供、障害者等だれもが集い、憩い、ふれあう場、小さな困りごとのSOSがサポートにつながる場=「縁・共生の場」づくりがさらにひろがり、支えあいの輪が豊かになるよう取り組みます。   寂しさやしんどさを抱えている子供たちが団らんのあたたかさを味わえる「遊べる・学べる淡海子ども食堂」を各地域に広げます。
近隣の福祉施設等を活用して、学校に行きにくくなっている子どもや親居場所を作ります。   ひきこもりの人や家族自分らしくいきいきと暮らすことへのサポート活動に取り組みます。
児童養護施設や里親のもとで育つ子どもたちが18歳で退所後も自分らしく働き暮らす生活が営めるよう、企業や地域の方々の協力を募り、自立への土台作りに取り組みます。   医療的ケアの必要な重度障害の方々が、家族の負担を増やすことなく1回でも多く入浴できるよう、制度の壁をとりはらった新たなサービスを試行し、制度の充実をめざします。

縁センターのシンボルマーク「えにしちゃん」

シンボルマークにこめた思い
センター正式発足を前に、縁センターのイメージイラストを県内に在住・在勤の小学生~大人のかたから募集しました。
テーマは、「わたしとあなたのつながりに、ありがとう」。
1ヶ月という短い募集期間に、なんと1157通ものみなさんの思いのこもった作品が集まりました。

 大変難航した選考の結果、最優秀賞に輝いたのは
藤居紗来さん(長浜市・小3)のこちらのイラスト。
設立総会の授賞式では、
「みんながたすけあえることって、とてもいいなと思ってこの絵を描きました。」
と、こめた思いを話してくれた紗来さん。応募してくださった皆さんの思いを大切に、「滋賀の縁」をつなぐ活動に活かしていきます。

優秀賞…中学生の部 渡部 熙さん(大津市・中3)


”縁”という文字をじっとみつめていると、へんとつくりが手をつないでいるように見えたので、人々が心を結び、手を携えて助け合って暮らしていけるように願いを込めて作りました。
実は、この2人の子には名前があって、「ゆかりん」と「えにっしー」という名前です。
2人あわせてエンジェルスといいます。このマークの裾側が羽のデザインなのは、ご縁のエンと天使のエンジェルにかけているからです。今日は、このような素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思っております。

優秀賞…一般の部 大埜 剛さん(湖南市・中学校教諭)


私は普段中学校の教師をしているのですが、人と人とのつながりや仲間とのつながりの大切さというものは、常に子供たちに伝えているつもりです。今回このマークをつくるにあたって、”人”という漢字を使いました。(マークのように)人と人とがつながることで空間ができるのですが、この一つ一つを華びらに見たててもらうと、すごくきれいな花が咲いていると思うんです。社会とつながりたいけどつながりづらい、あるいはどうにか助けてほしいけどどうやったらいいのかわからない―――そんな人たちにとって一筋の光を与える存在
であってほしいし、そういう人たちの心の中にこういう心の花が咲いたらいいなと思い、こうしたマークを描かせていただきました。本日はありがとうございました。